取材日:2024/01/22
2024年2月コーポレートサイトと採用サイトのリニューアルと共に、新たに採用オウンドメディア「TSK Canvas」をオープンいたしました!この「TSK Canvas」立ち上げに至った経緯やこれからの採用活動についての想いなどを当社の代表取締役社長に聞いてみました。
<プロフィール>
東京ソフトウェア株式会社
代表取締役社長 門馬 直史
採用活動は当社の生命線
採用オウンドメディアを立ち上げようと思ったきっかけは?
採用活動を通して、インターネットに掲載する会社の情報は、会社の経営陣や幹部たちが作り上げたものでは意味がない。社員のみんなが本音で会社の様子を伝えるようなコンテンツを作らなければと思いました。その実現のための手段として採用オウンドメディア「TSK Canvas」の立ち上げを決めました。
採用活動に対する思いをお聞かせください。
当社にとって採用活動は生命線であり、経営推進するうえで最も重要であると考えています。
会社の成長には企業規模を大きくする必要があり、規模を大きくしていくためには、経営理念に共感してくれる人材を数多く採用していく必要があります。
会社の事業は時代や技術の発展により変化をしていくものですが、経営理念は会社がある限り変わることはありません。ですので、会社を経営していく上で私が大切にしている経営理念を直接学生の皆さんに伝えるべく、代表就任以降は、私が会社説明会を担当しています。
学生と対話を続けてきて感じた大きな変化
社長自ら会社説明会していて感じた課題はありますか?
会社説明会で、「御社のホームページはまだ見ていません」と聞くことが増えました。
なぜかと聞くと、「どの会社のホームページもいいことしか書いてないから、参考にはするけど信用はしない」とのこと。会社の魅力を伝えようと一生懸命にホームページを作ったこちらとしては大ショックでした。。
採用活動を通して多くの学生と対話していくなかで、学生の情報リテラシーが年々高まっているなと感じています。幼いころから多くの情報に触れて生きている今の世代の皆さんは、情報収集のスキルや経験が高い人が多く、常に信頼できる情報なのかを疑い判断する習慣があるようです。そんな学生の皆さんに、どうしたら会社の魅力を伝えることができるのかと考えるようになりました。
会社の魅力を伝えるにはどのような方法が必要だと考えましたか?
社員のリアルな声をもっと発信していく必要があると考えました。学生の皆さんが一番信用するのは、「実際に会社で働く社員の話」だそうです。
SNS慣れしている世代の学生たちは、会社の普段の様子がタイムリーに発信されているInstagramやYouTube、口コミサイトの情報から信頼できる情報かを判断し、会社選びに活用しているとのこと。学生がインターネットで「東京ソフトウェア」を検索した時に、滅多に更新されることのないホームページしか出てこない状況は非常にまずい状況なのだと理解しました。
社名で検索をかけてくれた時に、会社の魅力が伝わるような信用できる情報に数多くアクセスできる状況を作り続けなければ、当社の採用活動に未来はないなと思いました。
社員のみんなで採用活動をする文化を作りたい
これからの採用活動をどのように変えていきたいですか?
目指す先は、社員一人ひとりが「採用担当者」である認識をもってもらい、積極的に採用活動に参加してもらうこと。全員で力を合わせ「一緒に働く仲間」を採用していこうという文化を醸成できれば、新入社員を皆でやさしく迎え、可愛がり、成長のために皆でフォローできる、そんな環境をつくり続けることができると考えています。
学生の皆さんには、TSK Canvasを通じて当社の魅力を感じて頂き、当社の仲間になりたいと思ってもらえたら嬉しいです。